「浮造り(うづくり)加工」って何!

「浮造り加工」とは,木材の年輪(夏目と冬目)を浮き出させるように表面に凹凸を付ける加工技術のことです。その結果,きずも付きにくい,立体感のある,木自身の持っている美しい素材感・風合いを際立たせた仕上げを得ることが出来ます。

古来には,チゲヤやカヤなどの茎を筒状に束ね,麻紐で固く縛った手道具(元々はこの道具のことを「浮造り」と呼ぶ)を用いて木の表面を磨いてこの独特の仕上げが施されていました。

この素晴らしい日本の木材加工技術を現代に受け継ぎ,近代的な機械加工で素晴らしい仕上げをご提供するのが浮造り工房のお仕事です。


加工前
加工前

加工後
加工後


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